言われたとおりにやってみる

実録:シニアのお勉強と実践の日々

thinking ghost 20210816

相手の対応に「嫌な感じ」っていうのはちょこちょこ感じているけれど、「嫌な感じですね」と対象に言わない。「あなたらしくないですね」なんていうのはわたしが「嫌な感じ」を受ける最たるもので、それが個人的なことであれ、社会的な対応であれ、「嫌な感じ」を受ける。わたしをあなたの枠にはめ込もうとしている、理解できないものを許容しない態度にいらっとする。もちろん標準的なものを計るものさしは便利だけどね。人は必ず逸脱している存在だと思う。

「お母さんらしくない」とか「そんなに驚くなんてあなたらしくない」とか、素直な感想なのかもしれないけれど、「らしさ」って何?「あなたのこの発言は嫌な感じ」とはなかなか相手に言わないけれど、それが表出するのがSNSかもしれない。反発の言葉があふれている。言う方も、「男らしくない」「教師らしくない」「政治家らしくない」「坊さんらしくない」「芸能人らしくない」「学者らしくない」その言いたくなる根っこはなんだろう。「○○らしくない」がSNSの気軽さから言葉が強くなって「○○にあるまじき」となっているのもよく見かける。昔に比べて、あらゆる言葉がどぎつくなっていると感じる。テレビのせいかもしれない。

自分を振り返れば、逸脱ばかりだ。だれもがそうだろう。人を枠に押し込めるのは極力避けようと思う。極力割けてもらいたいと思う。

 

自治体ではワクチン足りてない模様。翌日の予約がキャンセルされたりしている。1回目の接種が終わって効果が薄れないうちに打たなくてはいけない人のワクチンがもう足りてない。ワクチンが来る予定で予約をとってきたのに、来ないのだから予約済みのものを回さざるを得ない。労働年齢の人を後回しにした結果がコレで、無接種のまま職場に行ってる人が多すぎる。わたしの周りで感染している人のほとんどが職場感染か職場感染した家族からの家庭内感染で、本当にせつない。学校へ行っている子供が無症状感染で、家庭内で感染した人が職場に持ち込んだ例もある。このたびは本当に、何が正解だったのかは後世までわからないと思うけれど、何をやってもうまく行っていない印象。