言われたとおりにやってみる

実録:シニアのお勉強と実践の日々

教科書は既に決まってる

オット氏はあればあるだけちまちま暮らしが贅沢になっていく人で、いざ必要な時はお金がなく、結婚前にあったわたしの貯金を20年以上かけて使い切った。900万近くもあったのだが。しかも、借金を残して死んだ。100万弱だったのだが、すっからかんのわたしが家賃を払いながら返すのは大変だった。

気前が良くて陽気でほんとにいい人だったけど、呑気すぎる。

というわけで、オットの死後、収入が一人分になったにもかかわらず倹約が身についていたから、借金はきっと返し終わるだろうと思った。だったらまた貯金が作れそうな気がして、まだ返しきらない時に1冊の本をなんと定価で買った。「貯金感覚でできる3000円投資生活DELUXE」

ちょっとくらい夢を見ないとやっていけない。なのに、折れた心のせいでなかなか動けなかった。

 

今となっては投資を始めるには最悪の時期だそうだ。あれからもう2年になるからこの本は既にオールドスクールかもしれない。でも、まあそんなエピソードがあるのでこの本の通りにやってみようと思う。